申し入れ

内閣総理大臣・自由民主党総裁 小泉純一郎殿
自由民主党大阪府支部連合会・会長 柳本卓治殿

 自衛隊のイラク派兵問題が持ち上がった当初から心配されていたことが起きてしまいました。高遠菜穂子さん、郡山総一郎さん、今井紀明さんが、外国軍のイラク占領に反対する「サラヤ・ムジャヒディン」に拘束されました。「サラヤ・ムジャヒディン」は、日本のアメリカへの協力を批判し、「3日以内に自衛隊のイラクからの撤退がない場合、この3人を殺す」との声明を出しました。
 イラクでは、アメリカ・占領軍のシーア派への攻撃が激化して以降、民衆の占領軍・有志国連合への抵抗が全土に広がり、軍や政府関係者だけでなく民間人を含む外国人への攻撃・拘束などが拡大しています。
 その中で、アメリカなど占領軍の一部として協力する自衛隊と日本政府に対する反発も高まっています。3月7日にはサマワの陸上自衛隊の宿営地に向けて3発の迫撃砲が発射されました。今や、再びイラク全土が戦場になっています。自衛隊派兵の前提条件であった非戦闘地域などありません。
 政府は、「サラヤ・ムジャヒデイン」の自衛隊の撤退要求に対して「人道・復興支援をやっているのだから、撤退の理由はない」といっていますが、武装米兵を輸送していながら、こうした反論をすることこそ理由がありません。
 今回、3人が拘束されたことの責任は、多くの人々の「派兵反対」の意見を無視し、何の大義もない米英の戦争を支援するために自衛隊を派兵した小泉首相と日本政府、与党自民党、公明党にあります。
 3人の命を守るために、自衛隊を即時イラクから撤退させることを要求します。それはまた、イラクに派兵され、イラクの人々の反感に包囲されている自衛官たちの命を守ることにもつながっています。
 高遠さん、郡山さん、今井さんの命を守るために最善を尽くされるよう強く要請します。

2004年4月9日
     しないさせない戦争協力・関西ネットワーク
                 代表 中北龍太朗   
                     馬場徳夫
          連絡先:大阪市北区西天満4−8−2北ビル本館501 中北法律事務所



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